大阪府の緊急事態宣言が解除され、多くの卒園式・卒業式が行われている(行われる)ようでほっとしています。成長の喜びとともにちょっと寂しさも感じる、そんな方も多いのではないでしょうか。子どもの成長はほんと早いものですね。開院から18か月あまり。クリニックに来てくださっているお子さんの成長に驚かされることが増え、最近「大きくなりましたねえ~~!」を連発しています笑。子どもさんの笑顔、親御さんの安心をサポートできるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

クリニック周辺地域の感染症動向をお知らせいたします。年末年始から流行していた感染性胃腸炎(ウイルス性腸炎)ですが、先月はやや落ち着きつつあるようにみえましたが、再度増加してきている印象があります。園や学校で流行がみられる場合はとくに注意しましょう。ほかに目立つのがクループ症候群です。オットセイの鳴き声のようにケンケンとした独特の咳がみられるのが特徴で、乳幼児期に好発します。多くは風邪ウイルスによって声門の下のあたりが腫れている声門下喉頭炎ですが、より注意が必要な他の病気のこともあります。呼吸が苦しくなるくらい病状が進行することがあるので、いつもと違う咳がみられる場合は早めに一度受診するようにしましょう。大阪府内ではRSウイルス感染症が増えているようです。RSウイルスは新生児や乳児がかかると気管支炎や肺炎を起こすことがあるので要注意です。当院ではまだあまり出ていませんが、引き続き流行を注視していきたいと思います。

感染症以外で多いのは花粉症です。お困りのお子さんは症状が軽くなるようお手伝いさせていただきますので、どうぞご相談ください。