子どもは大人より暑さへの適応性が低く、低年齢ほど熱中症や脱水症を起こしやすくなります。マスクの着用により体に負担がかかります。定期的な換気による室温の上昇も心配されます。体が暑さに慣れていない時期が危険です。今年は例年以上に注意が必要であると意識して気をつけましょう。
(1)換気により、室温が上がりすぎないように気をつけましょう
・すだれやカーテンなどで直射日光を避ける
・こまめにエアコン温度を調節し、室内温度に気を配る
(2)マスクをはずして休憩することも大切です
・マスクを外すときは子ども同士距離をとるようにお子さまに指導しましょう
(3)のどの渇きによらず、塩分を含む経口補水液を頻回に飲みましょう(飲ませましょう)
・マスクをしていると口のなかの渇きをあまり感じないことがあります
(4)外で適度に汗をかき、少しずつ暑さに体を慣れさせていくことが大切です
頭痛、吐き気、だるさ、めまい、元気がない、生あくびなどが目立つ場合は受診しましょう。