視力は生まれたときからものを見ることをくり返すことで発達していき、6歳ころで成熟します(発達は止まります)。子どもの視力の発達が何かの原因で妨げられてしまうことを弱視といいます。視力成長期を過ぎたあとに問題が発覚して訓練を開始しても視力の回復は困難です。しかし、4歳以下で治療を開始すればほとんどの場合回復を期待できるため、弱視やその原因となる疾患は早期発見がとても大切です。

子どもたちの視力が守られることを願い、当院では2020年4月からスポットビジョンスクリーナーという検査機器を使って下記の健診において目のスクリーニング検査を開始しました。(費用はいただいておりません)

・乳児健診(生後6か月以降)

・入園前健診

スポットビジョンスクリーナーはカメラで写真を撮るような感覚で、弱視の原因となる屈折異常や斜視を高精度かつ短時間で検査することができます(生後6か月以降)。本機を導入した2020年4月より前に当院で乳児健診および入園前健診を受けていただいたお子さまにつきましては追加で検査を実施させていただきます。当院で上記の健診を受けたにもかかわらず目のスクリーニング検査を行っていないという方は、ご来院の際にお申し出ください((火)(木)(金)午後の予防接種専用の時間帯は時間とスペースに余裕がないためご容赦ください)。よろしくお願い致します。

*子どもの弱視については当院ホームページの乳児健診・入園前健診のページ内に追記しましたのでご参照ください(6/3アップ済)

 https://aomatsu-clinic.com/infant_examination/