お盆に3日間お休みをいただき、8月17日(土)から診療を再開しています。咳が強く、聴診すると喘鳴(ぜえぜえ、ひゅーひゅー)がみられる患者さんが増えています。呼吸困難を呈する場合もあるので、とくに乳幼児では注意が必要です。咳が目立つ場合(とくに夜間から朝方にかけて)、早めに受診するようにしてください。感染性胃腸炎の患者さんもしばしばみられます。多くはウイルス性で対症療法(整腸剤や制吐剤)と水分摂取の工夫で改善しますが、なかには細菌性で抗生物質を使用する場合があります(エコーでみると細菌性腸炎は大腸が腫れていることが多いです)。他には、りんご病の患者さんが複数受診されています。マイコプラズマ、溶連菌、アデノウイルスもときどき出ています。まだまだ暑い日が続きますので、日差し対策やこまめな水分と塩分の補給で熱中症に気をつけましょう。