前回のお知らせ以降、感染性腸炎(ウイルス性)とアデノウイルス感染症のお子さまが増加しています。ウイルス性の感染性腸炎は嘔吐から始まることが多いですが、嘔吐には虫垂炎や腸重積、腸閉塞といった緊急を要する病気の可能性も含まれるので注意が必要です。髄膜炎など、おなか以外に原因があることもあります。とくに下記のような場合は迷わずに受診しましょう。

・嘔吐の繰り返し(2回以上)がみられる

・腹痛が強い(うずくまる、泣く、ご飯を食べにくい、眠れないなど)

・下痢が多い

・水分がとれない

・おしっこの量が少ない

・便に血が混じる

・いつもより元気がない

・なんとなく気になる(小さな気がかりを大切にしてください)